
MillenVPNを使おうか迷ってるんだけど、評判っていいの?
日本のサービスだから安心できると思ってるんだけど、実際の使用感とかを確認しておきたい!
本記事はこんな疑問にお答えする記事です。
MillenVPNは純日本産のVPNサービス。
日本のユーザーをターゲットにサービスを展開しているので、購入を検討している方も多いですよね。
そこで、本記事ではMillenVPNの評判・口コミを調査し、私自身の使用レビューと合わせて徹底解説します!
- MillenVPNアプリの評価(評判)ランク
- MillenVPNの良い評判(メリット)
- MillenVPNの悪い評判(デメリット)
- ネット上での口コミ・評判
結論、MillenVPNは料金的にも割高で、機能もイマイチというのが私の評価です。
本記事ではその理由の他、それでもMillenVPNを使った方がいい方もメリット・デメリットと合わせて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
それでは早速本編に進みます!
【MillenVPN】評判の前に基本情報をおさらい【料金・安全性】


項目 | 内容 |
---|---|
サービス 開始 | 2020年 |
サーバー 設置国 | 46カ国 |
サーバー数 | 1300以上 |
ユーザー数 | 非公表 |
セキュリティ | 256ビットAES ノーログポリシー |
月額料金 | 968円/月~ (40%オフ) |
無料期間 | 30日間返金保証 (1ヶ月プランは対象外) |
同時接続 | 5台 |
対応 デバイス | Windows,Mac OS,Android,iOS |
本拠地 | 日本 (大阪府大阪市中央区南船場4-10-5) |
運営会社 | AZ POCKET株式会社 (アズポケット株式会社) |
公式ページ | https://www.azpocket.co.jp/ |
MillenVPNは2020年にサービスを開始した純国産の新しいVPNサービスです。
世界的にはまだまだ無名のサービスですが、日本人向けに特化したサービスを展開することで、日本語対応の安心感から日本におユーザーを徐々に増やしている長期プランの安さから根強い人気があります。
世界トップシェアのNordVPNと比較した場合の長所はやはり日本人目線でのサービス提供になっているというところでしょうか。
上記の基本情報を踏まえた上で、これからMillenVPNの登録方法と使い方を見ていきましょう!



客観的なMillenVPNの評判を知る為にiOSとGoogle Playの評価を確認していきます!
MillenVPNアプリの評価(評判)


項目 | 評価 |
---|---|
App Store | (3.6/5.0) |
Google Play | なし |
※22年7月12日時点
上記はApp storeとGoogle Playにおけるユーザー評価です。
App storeの評価は3.6点とそこそこの評価という感じでしょうか。
まだサービス開始してから日が経ってないせいかGooglePlayでは評価が表示されていない状況です。



競合他社と比較するとMillen VPNの立ち位置が分かります!
App Store(iOS)での他社の評価と比較してみましょう。
他社VPNサービスとの比較
■Appstoreでの評価(22年7月12日時点)
項目 | 評価 |
---|---|
MillenVPN | (3.6/5.0) |
NordVPN | (4.7/5.0) |
Surfshark | (4.8/5.0) |
ExpressVPN | (4.7/5.0) |
Cyberghost | (4.1/5.0) |
ProtonVPN | (4.2/5.0) |
主要なVPNサービス5社とMillenVPNの評価が上記になります。
正直、MillenVPNは業界大手のVPNサービスと比較すると評価が悪いという結果ですね。



MillenVPNの評価が低い理由はなに?



最も評判を落としている点はAmazonプライムなど動画視聴サービスで閲覧できないサービスが多いという口コミでした!
他にも料金面が高いという声もあります。



逆に評判が良かった点はあるの?



日本のサービスで安心して使えたことや、アプリが使いやすいなどの評判がありました!
これから口コミや評価から分かったメリット・デメリットをしっかり伝えていきますね!
MillenVPNの評価(評判)からわかるメリット3つとデメリット7つ
- 日本人によるサポート対応
- アプリが視覚的に使える
- 通信速度が安定している
- 料金が高い
- 標準で使える機能が少ない
- サポート対応が24時間ではない
- 動画視聴できないサービスが多い
- サーバー設置国、サーバー数が少ない
- 中国からは使えない
- 本拠地が日本
MillenVPNの評判からわかるメリット・デメリットは上記になります。
メリットから順番に見ていきましょう!



デメリットから先に確認したい方はこちらをタップしましょう。
MillenVPNの評判・レビュー【メリット】
- 日本人によるサポート対応
- アプリが視覚的に使える
- 通信速度が安定している



それぞれ一つずつ解説していきます!
日本人によるサポート対応
MillenVPNは純国産のサービスという事もあり、Webサイトやアプリの日本語対応はもちろん、問い合わせによるサポートも日本人が対応してくれます。
大手VPNは海外サービスのため、特にサポートは日本語翻訳機能で対応しており、日本語では微妙なニュアンスは伝わりずらい場面が少しあります。



英語アレルギーで絶対日本語対応がいい!
という方には安心して使えるサービスです。
アプリが視覚的に使える


特に口コミで良い評判として多かったのが『シンプルな作りのアプリ』です。
上記の画像はiPhone用のアプリ画面ですが、見ての通りトップ画面から『接続』をタップするだけでVPN接続が可能です。
また接続国の選択もサーバーを選択するだけなので、特に使用方法を読むまでもなく、ワンタッチなのがいい感じですね。



使用感は数あるVPNアプリの中でもトップクラスにいいと思います!
通信速度が安定している
MillenVPNは通信速度が安定している点も高評価のポイントでした!
動画視聴も問題なくできるレベルの通信速度で安定しているので、この点も安心して使う事ができますね。



本記事を読んでいる皆さんも特に通信速度は気にすると思います。
実際どの程度の通信速度かしっかり調査しました!
調査結果を前提条件から丁寧に解説していきますね。
通信速度調査の前提条件
■日時:22年7月8日 16:30
■接続場所:大阪
■端末:iPhone12 mini
■調査アプリ:SPEEDTEST(OOKLA)



今回の速度調査は大阪府からスマホでVPN接続しています。
元々の通信環境やサーバーとの距離などで、通信速度が大きく変わる事もありますので、あくまで参考程度とご認識ください。
通信速度のイメージと用語説明
■通信速度のイメージ
・1Mbps~:文字の読み込みが快適
・10Mbps~:標準画質の動画が快適
・30Mbps~:高画質動画が快適
■用語説明
・アップロード(上り)の速度
(例:写真のアップロード、メール送信など)
・ダウンロード(下り)の速度
(例:動画・画像の閲覧、ファイルのダウンロード、メール受信など)
※動画視聴やゲーム利用の場合、『ダウンロード』の速度が重要です。
■基準となるVPN使用前の通信速度


・ダウンロードの速度
59.0Mbps
・アップロードの速度
49.9Mbps



動画視聴が目的の方はダウンロード30Mbps以上あれば、ストレスがありません!
よく接続する『日本』『アメリカ』『韓国』のサーバーに接続した場合のMillenVPNの通信速度を見ていきましょう!
【日本・韓国・米国】通信速度の調査結果


■速度調査結果(まとめ)
サービス名 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
日本 | 47.9Mbps | 16.5Mbps |
韓国 | 55.2Mbps | 25.4Mbps |
米国 | 39.5Mbps | 18.6Mbps |
上記のようにMillenVPNのダウンロード(下り)の速さはかなり良く、元の通信速度よりも少し落ちる程度接続が可能です。



調査した3カ国とも30Mbps以上の通信速度で安定していました!
高画質の動画もサクサク視聴できるレベルです!
続いて他の主要国の通信速度も調査をしてみたので、こちらも合わせて見てみましょう。
MillenVPNの主要国通信速度一覧
日本からの 接続国 | ダウンロード | アップロード |
---|---|---|
日本 | 47.9Mbps | 16.5Mbps |
韓国 | 55.2Mbps | 25.4Mbps |
アメリカ | 39.5Mbps | 18.6Mbps |
台湾 | 15.5Mbps | 7.9Mbps |
オーストラリア | 51.7Mbps | 42.7Mbps |
フランス | 38.2Mbps | 5.5Mbps |
ドイツ | 46.8Mbps | 1.5Mbps |
ブラジル | 24.0Mbps | 16.6Mbps |
MillenVPNはどの国のサーバーでもある程度の通信速度が出ていることが分かりますね!
しかし、『台湾』と『ブラジル』、『フランス』の速度は少し物足りない感じです。
※この後も何回か測定したが同じ結果です。



通信環境によって大きく速度は変わるので、必ず100%返金期間内でテストしましょう。
最速のVPNを求めるなら料金は高めですがExpressVPNがおすすめです!
▼ExpressVPNの評判はこちら



以上がMillenVPNのメリットです!
次にデメリットも見ていきましょう!
MillenVPNの評判・レビュー【デメリット】
- 料金が高い
- 標準で使える機能が少ない
- サポート対応が24時間ではない
- 動画視聴できないサービスが多い
- サーバー設置国、サーバー数が少ない
- 中国からは使えない
- 本拠地が日本



MillenVPNで低評価につながるデメリットは上記の5点。
こちらもそれぞれ解説していきます。
料金が高い


プラン | 月額料金 (円/税抜) |
---|---|
1ヶ月 | 1,628円 |
3ヶ月 | 1,628円 |
1年 | 1,078円 |
3年 | 968円 |
※22年7月12日時点
MillenVPNのデメリット1つ目は料金プランの高さです。
1ヶ月プランの料金は他社とあまり変わりませんが、長期プランは業界でもトップクラスの高さ。



相場を確認するためにも、大手のVPNサービスと料金を比較してみましょう!
MillenVPNと大手3社の料金比較
■大手3社との月額料金比較(22年7月12日時点)
赤字:最安値
料金プラン | Millen VPN | Surfshark (※1) | NordVPN (※1) | Express VPN |
---|---|---|---|---|
1ヶ月 プラン | 1,628円 | 1,659円 | 1,380円 | 1,680円 |
1年 プラン | 1,078円 | 519円 | 570円 | 860円 |
2年 プラン | ー | 299円 (82%オフ+2ヶ月無料) | 460円 (51%オフ) | ー |
3年 プラン | 968円 | ー | ー | ー |
最安値 プラン | 968円 (3年プラン) | 299円 (2年プラン) | 460円 (2年プラン) | 860円 (1年プラン) |
(ドル円:130円換算)
※1:税抜き価格
上記の表はMillenVPNとVPNサービスTOP3(NordVPN、Surfshark、ExpressVPN)で料金の比較をしてみた結果です!
いずれも新規申し込み時の価格で比較してみましたが、
・1ヶ月プラン:NordVPNが最安値
・それ以外のプラン:Surfsharkが最安値
という結果でした!
MillenVPNはやはり、かなり高額という事になります。



正直、この後解説する機能面からしてもMillenVPNの価格は高額すぎるという印象です。
安さを求める人はSurfsharkを選ぶのが良さそうです!
▼Surfsharkの評判はこちら
標準で使える機能が少ない
MillenVPNでは大手他社では標準装備されている機能が搭載されていません。
具体的には以下の機能が不十分な状況です。
- キルスイッチ:VPN切断時のネット自動遮断機能
- 自動広告の非表示:広告非表示による誤クリック、ウィルス防止
- スプリットトンネリング:VPN接続するネットワークの選択化
現状ではキルスイッチがWindowsアプリのみ搭載、その他の機能は全アプリで実装されていません。
特にキルスイッチ機能がないと、VPNがなんらかの不具合で切断されてしまった際に生のIPアドレスで接続してしまうので、早く全てのアプリで実装して欲しいところです。
サポート対応が24時間ではない
- 平日のみ
- チャットサポートなし(メールのみ)
MillenVPNはサポート対応が24時間ではない点もマイナスです。
基本ライブチャットサポートはない為、不具合が発生してからの返信に時間がかかる他、土日は営業していません。
VPNではリアルタイムに不具合が発生した時にすぐ対応して欲しいと思いますので、この辺りも歯痒いですね。
動画視聴できないサービスが多い
こちらもかなり悪い評判にになりますが、MillenVPNは『動画視聴サービスの閲覧制限』を突破できていないサービスが多いということです。
日本で人気のある動画視聴サービスでいうと以下の通り。
動画 サービス | Millen VPN | Nord VPN | Surf Shark | Express VPN |
---|---|---|---|---|
Netflix (日本・海外版) | ○ | ○ | ○ | ○ |
Amazon プライム | ✖️ | ○ | ○ | ✖️ |
Youtube プレミアム | ○ | ○ | ○ | ○ |
DAZN | ✖️ | ○ | ✖️ | ○ |
Hulu | ✖️ | ○ | ○ | ✖️ |
U-NEXT | ○ | ○ | ○ | ○ |
FOD プレミアム | ○ | ○ | ○ | ○ |
dTV | ○ | ○ | ○ | ○ |
Abema TV | ✖️ | ○ | ✖️ | ○ |
TVer (無料) | ○ | ○ | ○ | ✖️ |
GYAO! (無料) | ○ | ○ | ○ | ○ |
wavve (無料) | ○ | ○ | ○ | ○ |
WeTV (無料) | ○ | ○ | ○ | ○ |
(22年7月時点)
特にユーザーの多いAmazonプライムやHulu・AbemaTVが視聴できないのは大きなデメリットです。
動画視聴の閲覧制限については日々状況が変わるので、改善することを期待したいところですね。



動画視聴の閲覧制限の突破率ではNordVPNが最も優れています!
NordVPNが気になる方は『NordVPNの評判を徹底解説!』をご確認ください。
サーバー設置国、サーバー数が少ない
- サーバー設置国:46ヵ国
- サーバー設置数:1300以上
MillenVPNは大手VPNサービスと比較するとサーバー設置国数やサーバー数が少なめです。
サーバー設置数はユーザー数を分散して安定した通信を行うために重要で、MillenVPNはまだユーザー数が大手と比較するとかなり少ないので問題ないかもしれません、
ただし、サーバー設置国は使いたい国がないと大問題なので、購入する前にはチェックしておきましょう。



具体的なサーバー設置国は以下になるので、あなたが使いたい国が対象か確認しておきましょう。
■南北アメリカ
(6ヵ国)
アメリカ、カナダ、コスタリカ、メキシコ、ブラジル、コロンビア
■ヨーロッパ
(31ヵ国)
イギリス、アイスランド、アイルランド、アルバニア、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スベロニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モルドバ、ラトビア、ルクセンブルグ、ルーマニア
■アジア太平洋
(8ヵ国)
日本、韓国、台湾、インド、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド
■アフリカ、中東
(1ヵ国)
南アフリカ
北米やヨーロッパの他、アジア圏もかなり幅広い国をカバーしてますね!
中国からは使えない
中国では情報規制の関係でVPNサービスがファイアウォールが突破できるかが焦点になります。
MillenVPNはサイト上でも20年8月から中国から他国へのVPN接続はできないと明言していますので、中国から利用する方は別のVPNサービスを利用しましょう。



中国からVPNサービスを使いたい方にはMillenVPNは向いていません!
本拠地が日本
最後のデメリットがMillenVPNの本拠地が日本という事です。
世界大手のNordVPNやExpressVPNはデータ保持法のない国(パナマ共和国など)を本社所在地にする事で、『顧客情報を一切保有しない宣言』をしています。
MillenVPNの場合、『ノーログポリシー(通信ログを保管しない)』を明言していますが、日本での法律により利用者の住所や氏名などは保管義務があります。
VPNサービスの利用にあたって『匿名性が担保されてはいない』ので、この点もマイナスですね。



以上がMillenVPNの口コミ・評判からわかるメリットとデメリットです!
MillenVPNの評判まとめ
今回はMillenVPNの評判について解説しました。
MillenVPNの良い評判と悪い評判からまとめたメリット・デメリットは以下になります。
- 日本人によるサポート対応
- アプリが視覚的に使える
- 通信速度が安定している
- 料金が高い
- 標準で使える機能が少ない
- サポート対応が24時間ではない
- 動画視聴できないサービスが多い
- サーバー設置国、サーバー数が少ない
- 中国からは使えない
- 本拠地が日本
MillenVPNの評判は上記の通りですが、正直、日本人向けのサービスである事以外にはデメリットが大きく目立つ感じです。
私としてはあまりオススメはしませんが、通信速度やアプリの使用感はいいので、日本のサービスを使ってみたいという方は『30日間の返金保証』をうまく使って、まずはお試し契約をしてみましょう。
最後まで記事を読んでいただき有難うございました!
▼他社を検討したい方はこちら
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